オオハシオニコです。
茨城県の25歳で元気に暮らしている雑種のプリンちゃんが話題ですね。やはり雑種は強い!おいしいものを食べて、のんびり過ごしているようです。
ペットの長寿の秘訣は、大部分が飼い主さんの努力によるところが大きいのはいうまでもありません。先日ゴールデンレトリバーの13歳の飼い主さんが
と笑いながらおっしゃっていましたが
大型犬に限らず、犬の「立てなくなる」は正確に言うと「立ち上がれなくなる」から始まります。
人間のように2足歩行であれば、手で何かをつかむことで身体を支持することも可能ですが、4足歩行の場合、前足でしっかり踏ん張りそれに後足がついていくわけです。そのため、前足が弱っても後足が弱っても、立ち上がることが難しくなってしまいます。
とくに大型犬であればあるほど、筋肉が衰えた時体重が重いためより負荷がかかってしまいますよね。より大変です。
日本家屋でおすすめの方法のひとつに
座椅子を使う
があります。
このこは13キロくらいの雑種ちゃんで20歳超えています。お家ではごろごろ寝ていることが多いのですが、お気に入りの場所をこんなかんじに、ふっつう~の座椅子でいいので段階調整が可能なものを用意します。
たいていの座椅子は底が滑らかなので、例えばお散歩やトイレで外に連れていきたいときは、このまま玄関まで座椅子ごと滑らせていきます。そして、段差のところでゆっくり後足からおろしてあげることで、飼主さんの負担が軽くなります。
逆に帰ってきたら、今度は上半身からのせてあげることで、すべてを持ち上げなくていいのでやはり腰の負担は段違いです。
ソファはどうして段差があるので、居心地はいいのですが犬の上り下りには気を遣います。ペットがシニアになったら、このような手軽に動かせる居場所を用意してあげてはいかがでしょうか。
鳴いているときは、ゆらゆら座椅子ごと動かしてあげると落ち着くこともあります(赤ちゃんのバウンサー的な)。
ぜひお試しください。