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小さいペットの抗生物質について

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こんにちは、オニコです。

 

小さなわんちゃんを飼っている飼い主さんよりご相談いただきました。

食の細い12才の2kgのトイプーですが、人間の場合、抗生剤はだいたい5日くらいで経過観察?、服薬終了?のような記憶があるので、身体の小さいトイプードルに2週間抗生剤服薬は長すぎる気がしまして、1週間〜10日くらいで尿の再検査に行ってしまおうか迷い中です。
わんこに抗生剤2週間投与は心配するほどではないのでしょうか?

確かに2kgは成人女性の20分の1以下、人間の新生児よりも小さいわけですから…心配にもなりますね。

さてペット食育協会の入門講座でも少し触れていますが、手作り食にするとがぜん体調がよくなるこがいます。
よくなる場所はいろいろですが、例えばカサカサの皮膚がキレイになったり、毛がつやつやになったりするんです。

 

それって手作り食に含まれていた成分がよかったからでしょうか?
そうであればいいんですが、それだけではなく、豊富に含まれている水分がいい働きをしてくれます。

身体は命に関わる大事なところに栄養や水分をまわしていくので、外側に行けば行くほど、つまり皮膚や毛みたいのものにはなかなかまわっていかないのです。
手作り食くらいたっぷり水分をとってはじめて必要十分量がいく、そんなことがよくあります。

話がズレてない?と思われたかもしれませんがお薬、特に抗生物質のように特定の臓器ではなく全身に作用するようなものであれば、同じようなことが起きます。

つまり、栄養を吸収したり代謝したりする腸や肝臓あたりが抗生物質が効いてほしい所であれば、少ない量で短期間でも充分効いてくれます。

でも、より外に近い膀胱や膣、皮膚などであれば多い用量で2~3週間が必要であることもよくあるんですね。
それは再検査で菌がいなくなっていても、再感染を防ぐための期間として必要と判断されることもあります。

というわけで、結論として

  • 再検査に早く行くことは可能
  • でも薬の終了が早まるかどうかは別問題

です。現状を確認していただき、投薬が長引く不安をしっかりご相談ください。

ちなみに、一番抗生物質を飲むうえでやってはいけないことは

飼い主さん
飼い主さん
心配だから半分の量にした

ですね。

効かないばかりか、その薬に対して妙に抵抗力をつけやすくなってしまいますよ~。

 

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