オオハシオニコです。
先日出された日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)からの「コロナにならない、なったら気をつけるべきこと」(←ざっくりいうとこんなかんじです)。
(「COVID-19の治療と栄養に関する栄養学的提言」を基にMedical Tribune作成)
大切なのは最後、12番目です。
高齢者や多疾患合併患者は低栄養に陥りやすく、ウイルスや細菌などによる感染性疾患に一旦罹患すると一気に増悪し、不幸な転帰をとることが懸念される。特に COVID-19 などのようにその治療法や予防法が確定していない伝染性の疾患では、その発症や予後が個々の免疫力に依存することになる。
このようなケースでは、やはり前もって身体の栄養状態を高め、かつ維持しておくことが肝要と考えられる。最近、全国各地域で高齢者の方々を中心に、社会全体で低栄養の怖さを知っていただき、その対策としての栄養療法を勉強して、元気に食べて、活き活きと生きるための栄養管理、すなわち「社会栄養学:Social Nutrition」という新しい概念が重視され、それが実践されるようになってきてい。
(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療と予防に関する栄養学的提言-JSPEN12の提言-より)
このことは人間はもちろん、動物みんなにいえることですよね。
バランスよくきちんとごはんを食べることが体にいいことはもちろんみんな知っていることです(家庭科で、保健でやりましたから!)。
しかし、さまざまな理由でそうはいかないことが多いのが現状です。
特にシニアのペットでは
が一番大きな理由ではないでしょうか。
何をあげても、どうやっても食べない…そう悩んでいる飼い主さんは意外と多いようなのです。
決してほっといているわけではないのです、どうにかしてあげたいとネットの世界をさまよって、いいと評判があれば購入し、犬友だちからいいときけば買いに行き、本当にみなさん一生懸命です。
診察してもらうことで食べない意外な原因が見つかったり、思いがけない便利商品があったり、お悩みが解決することがあるかもしれません。
と思わず、一度動物病院にご相談してはいかがでしょうか。
コロナが怖い今は、まずはお電話がいいですね。