若く元気いっぱいのうちのこも、いつかは年を重ね、病気になってしまうこともあるでしょう。
病気の治療の提案は動物病院のお仕事です。
では飼い主さんは病気のペットに何ができるかというと、たーくさんあります。
そのうちのひとつが
とうちのこに思ってもらうことです。
ペットのお仕事は飼い主さんと生活すること、ペットの喜びは飼い主さんとふれあうことから生まれます。
ですから、病気になっても体調を気遣いすぎてそっとひとりにしすぎてしまったり、治療法を求めていろいろ夢中になりすぎてしまうのは、ペットの生きる希望を奪ってしまうことになりかねません。
優しい言葉、温かいふれあい、清潔で落ち着ける環境、そしておいしいおやつやごはん。
おやつはおやつ、ごはんのかわりには決してなりません。
しかしペットにとって食べることは大きな生きがいです。
おやつは心の栄養ではありますが、体の栄養になるとは言い難いので与え方には飼い主さんの気配りが必要です。健康なペットならともかく、病気のこにとってはおやつやおいしさを目的としたごはんはちょっと考えていただく必要がでてきます。
肝臓や尿石、消化器やアレルギー。それぞれに適した療法食やおやつはたくさん出ています。しかしそれは「食欲があるこ」が食べるものであって「食欲がないこ」が無理して食べるものでは実はありません。
そもそも食べなければ何も制限する必要ないですから(食べるからこそ制限する必要がでてくるわけです)。
そこのとこ整理したい!のであれば、一言ではなかなか難しいのでぜひペット食育セミナーを受講されることをおすすめします。
なんにせよ、日々のできごとを記録に残しておくと、「普段」はどうなのか、「今」はどうなのか、動物病院でも役に立つかもしれません。
もうちょっと気になることがあって、記録をしっかりとっていきたい!飼い主さんはこちらもいかがでしょうか。




