ペットフード PR

ペットフードを炒めていいですか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、オオハシオニコです。

ふつうの環境でふつうに獣医師してると、思いもよらないことを質問されることがあります。
最近のびっくりはこれですね

「ペットフードって炒めていいですか? 」


結論から言いますと「炒め方によります」

は?うそでしょ?って思います?

クールで通っているので、飼い主さんからみると考え込んでいるように見えたかもですが、私もまずは
は?
でした。


なんか聞き間違えたかなー

最近は炒めるタイプのペットフードがでたのかなー
と思いを巡らせましたが、どうやら正確に普通のペットフードについて質問されているようでした。

なんでもその方のわんちゃんは、普通のドッグフードだとちょっとしか食べないけど、台所にきてわんわんいうから試しに香りがたつ程度に炒めてみたらびっくりするほど食べる、そうです。

まあ冷たいハムより温かいハムの方がおいしそうみたいな?
しかしハムとちがってペットフードはそもそも炒めることを前提に作られていません。また総合栄養食だから、炒めることでせっかくの栄養バランスが崩れる可能性があります。

なんかダメな可能性90%なかんじですが、一応調べてみようと保留としていただきました。

そしたらなーんと

ペットフード加熱はオッケーなんです。

営業にきた某有名ペットフードメーカーさんにきいてみたところ、あっさり「ああ、そうですね食いつきよくなることありますよねー」。


ドライフードの基本的な作り方としては、いまは亡きお菓子のカールみたいにもとを膨らまして形を作り、最後に風味を吹き付けて完成、なので外側に熱を加えるとその風味がたっておいしそう…になるそうです。
ふやかすことはよくありますが、レンチンしてもいいんだ、シラナカッタ
メーカーとしては、レンチン10~20秒を様子をみながらということでした。フライパンで炒めるにしても、真っ黒焦げはもちろんNG、湿気を飛ばしてちょっといいにおいかな?くらいでやめましょう。

フードメーカーのHPにもわかりやすく書いてありますね。
https://www.royalcanin.co.jp/new/faq/?p=450

ということで、ペットフードはやり方を守れば、炒めていいですよ。

本日は以上です。

こちらもおすすめです