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犬猫の手作り食って必要なもの?(あらためて考えてみました)

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犬にはドッグフード、猫にはキャットフード。

世界中のペットフードメーカーが、それこそしのぎを削っておいしくて健康にいい専用のフードを作ってくれている昨今、なんで手作り食がいるのか?

って疑問に思うのは当たり前ですね。いろいろな飼い主さんに手作り食10年以上も指導していると、ただのSNS映え狙いじゃない?とか、変な手作り食なんて食べさせられて動物がかわいそう、っておっしゃる方もちらほらおられるのも事実です。

そこで、ここ数年おさぼりしていた中であらためて考えました、手作り食の必要性、メリットデメリット、注意点などを掘り下げてみようと思います。

今回は犬猫の手作り食の必要性です。

犬猫の手作り食が必要な理由~動物側

アレルギー

犬猫にも食物アレルギーがあります。そしてペットフードの材料は、 人が思うほど原材料にバリエーションはありません。なので、犬猫によくあるアレルゲン(ビーフ、小麦、チキンなど)であれば比較的フードの選択肢はありますが、少し珍しいものだどなかなかほしいものが見つからなかったり、あっても欠品や値上げで続けるのが難しくなることがあります。

消化器(主に小腸)の病気

少し前までIBDといわれていたような、小腸の吸収が悪くなってしまうような病気だと、いままで問題なかったフードが下痢や吐き気を引き起こすことがあります。もちろんそれに対応するようなフードは各種メーカーから多く販売されているのですが、フードとしてなりたたないほどの制限をかけなくてはいけない場合もあります。

併発疾患多数(いろんな病気にかかっている)

世の中には様々な病気がありますが、残念ながら一度に一つだけかかるわけではなく、むしろ身体が弱っていると 次々に別の病気も重なってしまうことがあります。たとえばアレルギーと尿石症、心臓病と腎臓病、皮膚炎と膵炎など両方をカバーしてくれるフードが見つからないこともあるわけです。

好み

食の好みは複雑です。とくにシニアになったり病気になったりすると、味覚が変化することもあるため、昔はなんでも喜んで食べてくれていたこでも食べてくれるフードを探すのに苦労される飼い主さんは少なくありません。もちろんなんでもいいわけはなく、消化がいいものでないと、その食べ物とそのあとにおきた体調不良を結びつけてしまうこともあるため、注意が必要です。

犬猫の手作り食が必要な理由~飼い主側

フードへの不安

SNSでたびたび炎上するような問題の真偽のほどはさておき、 超加工食品であるフードは中身がわからないという不安を完全に取り除くことはできません。

飼い主さん
飼い主さん
保存料、添加物、遺伝子組み換え…本当に食べさせて大丈夫なのか心配です…

理念、考え方

たとえば飼い主さんがベジタリアンだった場合、できるだけペットにも野菜中心の生活を送てもらいたいと考えるのは自然なことかもしれません。また宗教上の問題や、オーガニック素材、生食など、世の中にはさまざまな思想があるため、飼い主さんの考え方もいろいろです。

コスト

飼い主さんの望む内容のフードがあったとしても、物価高の影響をもろに受けているペットフードはずっと与え続けるのが難しい価格になってしまっていることもあります。手間はかかってもいいから同じような内容を自分で作ることができたら…と考える人もいらっしゃいます。

 

犬猫の手作り食が必要な理由~動物&飼い主側

ペットは家族、という意識が生まれてだいぶ経ちます。同じ空間で同じ時間を共有しているうちに、ごはんも同じように食べさせてあげたい、または食べたい!と双方が思うようになるのは不思議なことはありません。

手作り食は「愛情」だけでは成立しない

サザエさんのころのように、犬はつながれて犬小屋に、猫は自由に出入りして屋根で昼寝する、というスタイルのペットはかなり珍しくなりました。そんな生活スタイルの変化に合わせ出てくる悩みを解決するために、手作り食が必要となる場面は実際増えています。

だからこそ、手作り食の正しい情報を知って、ある程度準備をしてから始めていただくことで、 手作り食の良さが引き出せます

手作り食は、飼い主さんの愛情が形になった選択肢です。しかし、どんなに愛情をもっていたとしても 犬は犬、猫は猫、ヒトとは身体の仕組みや機能が異なるためオリジナルの栄養学があり、病気がある場合はさらに難しくなります。

飼い主さん
飼い主さん
みんなやってることだから大丈夫
飼い主さん
飼い主さん
今日だけだからちゃちゃっと調べてやっちゃおう

あまりに軽く考えすぎると、そのときは喜んで食べてくれたとしてもその後トラブルにつながることもあるのが犬猫の手作り食です。本当に愛情をもっているのなら、その場の勢いでやってみるのでなく、 最低限正しい知識と計画をもって、まずは小さく始めていきましょう。

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