オオハシオニコです。
獣医になってたいぶたつので、基本すべての科に対応していますが、「好き」で「得意」なものもあります。そのひとつは「眼科」です。
自分が獣医になったばかりのころに比べ、獣医眼科はかなり進歩しましたし、飼い主さんの興味も大きくなったと思います。
そのせいなのか、最近よくよく聞かれる質問に
があります。
正直最初言われたときは
でした。飼い主さんたちはヒトの眼科で同じ質問するのでしょうか???
その後、手作り食も学び、飼い主さんの想いをより知るようになり
フードの質が悪いと代謝が落ちる → 不純物が溜まりやすくなり涙やけになる
という図式が、一般化しつつあることを知りました。
ま~、これについては一言でいうのは困難ですが
と逆にびっくりです。ヒトは、駄菓子とかコンビニ飯とかファーストフードとかばっかりでも、そんなお悩みなかなか出てこないですよね。ペットフードのイメージが悪すぎることに驚いてしまいます(そして手作りを称賛しすぎることにも)。
まことしやかに言われている
犬の涙やけや茶色の目やに、目の周りの臭いの原因はフードだ!
というのは、話が大きくなりすぎだなあとしみじみ思います。
ともっと詳しく知りたい方は、APNA 入門講座へどうぞ。もしかしたらほかの指導士さんがあやふやにしていることも、眼科大好き獣医師がめちゃめちゃ詳しく語ります。
ちなみに自分が愛犬の眼のお手入れに使っているのは、こちら。
ティッシュやコットンは、細かい毛羽立ちや角が当たってしまうことがあるため、また水分を吸い取り切れないこともあるので、角が多い形のパフが便利です。実際これを使ったお手入れ方法も、入門講座やシニアペットの基礎講座でお伝えしています。ご興味があればチェックしてください。