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季節の変わり目は白湯で

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オオハシオニコです。

 

今年はステイホームの期間があまりに長いので、なんだか調子がおかしくなってしまいがちですね。仕事が始まったら始まったで、なかなか新しい生活様式になれないという。

 

人がそんなばたばたしている影響は、もちろんペットにも及びます。

とくにもとから季節の変わり目にお腹を壊しやすかったり、皮膚の調子が悪くなったりするこは要注意です。

 

ありがちなのは、そうなってくると

飼い主さん
飼い主さん
ごはんがあってないのかしら?

と新しいフードにチャレンジしてみたり、食材を与えてみたりすることです。

ペットを心配に思ったゆえでの行動ですので、それで改善がみられるといいのですが・・・多くは残念な結果になることがほとんどです。

 

なぜなら、季節の変わり目におきる体調不良は、身体の調子を整える際の調節バグ的なものなので、どちらかというとあまり新しいもの、よけいなものは与えないほうが自然と整ってくるからなのです。究極を言えば、むしろ最低限の栄養だけにして内臓は休ませたほうがよいということです。

 

飼い主さん
飼い主さん
そんな!ただでさえ調子が悪そうなのに!!

そんなに調子が悪そうなら、むしろ動物病院に素直に行ったほうが、飼い主さんがあれこれ思い悩むよりスムーズに改善するでしょう。

ここで言っているのは

獣医オオハシ
獣医オオハシ
病院に言うほどでないと思うけどなんとなく体調が悪い?なら、無理やり何かを与えるより、何も与えず体を回復させましょう

ということです。

お疲れの身体にどんなにいいものを与えても、うまく使えずよけいに負担がかかってしまうのですね。

 

飼い主さん
飼い主さん
なんとなくわかったけど・・・でも何かしたい!

そんな飼い主さんにおすすめしているのは「白湯 さゆ」です。

 

白湯を作る

白湯は「湯冷まし」ともいわれますが、要するにある程度水を沸騰させたお湯を自然に覚ましたもののことをいいます。

人では昔から白湯の効能は言われており、最近でも勧める医師がいるような手軽にできる療法です。

 

正直デトックス効果や基礎代謝の上昇は、すくなくともペットにはあまり期待できるとは思いません(猫舌なので、50℃の湯を飲むことはなかなか難しい)。

でも、実際白湯はよく飲んでくれるこが多くいるのです。なぜなのかはペットにきかなければわかりませんが、手作り食と同じように、味が云々よりも

茶色トイプー
茶色トイプー
飼い主さんが自分のために用意してくれた!

ということにスペシャリティを感じるのかもしれません(義理を感じているわけではありません)。飼い主さんが大好きだからこそ、自分に向けられた愛情には特別なものを感じておいしくいただけるのではないかと思います。

 

他にも、冷たい水は飲みすぎるとやはりお腹を下すことがありますが、白湯であればごろごろいってしまうようなことはほとんど防げます。

 

白湯は厳密にいうと

自宅にあるやかんに水道水を入れて、火にかけてお湯を沸かしましょう。

お湯が沸騰してきたら、やかんの蓋を少しずらして、吹きこぼれないよう弱火にしてから10分ほど沸かし続けてください。

その後、火を止めてからマグカップに注ぎ、約50度になるまで自然に冷ましましょう。

このとき、早く冷ましたいからといってお水を足したりするのはNGです。

フーフーと冷まさなくとも飲めるくらいの温度が目安です。

(torothy「白湯を飲むことで~」より)

ですが・・・、水を沸かして冷ます、でとりあえずはけっこうですので、電気ケトルでもレンジでも大丈夫です。

ただ、電気ポットの保温されたものは匂いに敏感なペットには臭くてたまらないようなので、飲んでくれないでしょう。

 

 

お手軽に作りたい!というかたには、こんなものもあります。

 

 

コンパクトで使いやすそうですね。ケトルやポットと違って、常に水がふれるボトルの部分は使い捨て(ペットボトル)というのも臭いに敏感なペット向きです。

朝起きて、ご自身のお茶を入れるついでに、ペット用にも取り分けて冷まして一緒にいただくことを朝の習慣にしてみてはいかがでしょうか?

 

本日は以上です。

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