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身体に必要なものは甘く感じる???

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オオハシオニコです。

 

基本西洋医学にとっぷり浸かっていますが、なんか違うな足りないな、なときには漢方も使います。西洋医学とはまったく違った観点、中国何千年もの歴史での使用歴(ある意味壮大な治験が行なわれているわけです)、なかなかに魅力的なものですね、漢方は。

 

以前同僚の先生がかなり漢方にはまり、その専門の先生のところに定期的に勉強しに行ってたので、運よく学ぶことができたのですが、それを専門にするほどには詳しくはありません。ですので私の場合、あくまでサブ機的な存在ではありますが、犬や猫、そしてウサギの日常の診療に役立てています。

恐ろしいほどに種類のある漢方薬ですが、よく使うのはこちら。

とか

とか

でしょうか。
よくある誤解として
飼い主さん
飼い主さん
漢方は体に優しい
飼い主さん
飼い主さん
ゆっくりじわじわきいていく
があります。
漢方は意外と切れ味がよく、びしっときいていくものもありますので、やみくもにあたえていいわけではもちろんありません。
私は普通に顆粒エキス状になっているものを、カプセルに詰めたり、シロップの状態にして処方しています。
シロップにすると
獣医オオハシ
獣医オオハシ
おっと泥水かな?
なくらいに濁っていてとても飲めなさそうにみえてしまいますね・・・。
しかし実は漢方あるあるで、そのときひつような薬は甘く感じる…そうですよ。
んー。
別の同期の先生はとにかく「葛根湯」が大好きで、カレーにもかけてしまうほどの偏愛っぷりですたが、あの人にはそれが必要だったのかしら。
もしご自身のペットちゃんに与えたい場合、かならず漢方の知識をもった獣医師に相談してからにしてくださいね。
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