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2019年最新版ペットの防災グッズとやっておきたいこと:プロが解説

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今晩も関東では雷が鳴り響き、台風の影響で停電している地域のみなさんはたいへんだろうな・・・と気になりますオオハシオニコです。

 

さて、今月1日は防災の日でした。

ペットの情報誌はもちろん、動物愛護習慣が近いためか市町村の情報誌にもペットと避難するときの持ち物が載っています。

備えておきたいもの

ペット用のフードや水

よく人用とかペット用などの食料を自分で用意しておく大切さがうたわれています。

災害時には人命が最優先だからこそ大切な家族のものは自分たちが用意しておく必要がありますね。

長いものでは最低5日分用意しましょう!と書いてあることが多いです。しかし地震発生初日プラス2日、つまり3日分あればたいていのところでは救助が来るはずなので、まずはそれを目安に用意しておきましょう。

特に手作り派のペットちゃんの飼い主さんは、とりあえずいつものドライフードを用意しておけばいいや~というものではないので少し大変かもしれません。

しかしちょっとの工夫で、手作り派のワンちゃんも災害時に最小限のストレスで過ごすことがでます。

例えば、たまにはペットフード、とくにウェットタイプを選んであげるというのがあります。

缶詰やパウチのウェットタイプのペットフードの良い点として、水分を多く含むため水分が少ない時でもウェットを食べてさえすれば脱水する可能性はかなり低くすることができます。またウェットフードは嗜好性が高いので、食欲が落ちがちな時、目新しくいつもより水分が多いものを目にすればちょっと食べてみようかなという気持ちになるかもしれません。
その時になってから初めてものをあげてみて食べるかどうかドキドキするよりも、たまにはそれを与えて喜んでくれるのを確認したほうが安心して準備しておくことができますね。

水分を豊富に含んだシチュータイプの缶づめやパウチを1ダース買っておいて、一週間に一個ぐらい与えておくと大体3ヶ月もちますので、いろいろなものを試してみるのもおすすめです。

またペットちゃん用の水は別に2 L のものを1~2本用意しておくことがおすすめです。
意外と忘れがちなのがペットちゃん用の食器です。なかなか洗うことも難しくなりますがお気に入りのある程度重さがある、ひっくり返しにくい容器を水とご飯用と用意しておくと助かります。
もちろん非常用の人のおじやなどをペットと一緒に食べても問題ありません。

おじやや雑炊などは犬や猫も大好きです。

非常食の材料名もちゃんとチェックしておきましょう(万が一ネギ類等が入っていてはいざと言う時に使えません)。

手作り派の飼い主さんはそんなところもチェックしておくととっても安心です。

ペットシーツ、新聞紙、トイレットペーパー、猫砂など

集団避難生活の中では非常に重要なものになります。

またペットシーツでする癖がついていないこや外でしかしないこ、また飼い主さんの側を離れがたいこはおむつを着用するのも一つの手です。いざという時に使えるように、サイズを確認して買っておくことがおすすめです。

オムツの選び方やおすすめポイントはこちらの記事をどうぞ。

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暑さ、寒さ対策グッズ

ペットちゃんを連れての避難生活は車内泊となることも多いです。そんな時ペットが少しでも快適に過ごせるよう、夏であれば首に巻くタイプや着るタイプのクーラー、冬であれば毛布や厚手バスタオル、洋服をペットちゃん用として用意しておいてあげるのがおすすめです。

 

これは保冷剤を入れることができるポケットがついている、着るだけで涼しく体の表面温度がさがる洋服です。便利ですね。

 

こちらはメッシュタイプの接触型冷感ウェア、お安いのでお試しにもいいですね。

 

 

 

冬場はベストが何かと便利です。

身元を確認できるもの

鑑札やワクチンの証明書などはひとまとめにして、すぐわかるところに入れておくのをお勧めします。

いざという時その犬や猫がどこの誰のわんちゃんねこちゃんなのか、動物は自分で喋ることができません。

鑑札や迷子札、またいなくなった時に探すためのペットの写真も非常に重要になります。スマホに入っている画像だけではなく、ペットちゃんの写真を何枚か持っておくと探すことがスムーズになる場合もありましょう。

是非とっておきましょうね。

やっておきたいこと

人を怖がらないようにする

ワンちゃんやネコちゃんにはいろいろな性格の子がいます。

例えば、人が大好きで誰とでも楽しく遊べるこ、人が大嫌いで家族以外の人は決して寄せ付けないこ、いろいろいると思います。

 

ただし避難生活は他人と生活を別々にすることが非常に難しいところです。

また避難所にも様々なタイプの人がいます。家族だけでしたら気にならないようなワンちゃんの鳴き声や猫ちゃんの臭いなど、気にするかたもたくさんいます。

人が優先な避難生活、少しでも快適に過ごせるよう自分のワンちゃんやネコちゃんが人を嫌いにならないようしつけておくのがオススメです。

ケージやキャリーにならしておく

限られたスペースではワンちゃんやネコちゃんが自由にウロウロするのはまず難しいですね。

お気に入りのキャリーやケージ、バックの中で落ち着いて過ごすことができれば、狭い避難所や車内の生活でも比較的リラックスして自分の世界を持つことができます。

日頃からキャリーバッグやケージに入る練習を必ずしておくことを強くおすすめいたします。

 

かかりつけの獣医さんを作っておく

普段から予防やちょっとしたことで顔見知りになっておくと、いざ災害時など自宅に帰れない場合、病院で預かってくれることがあります。

獣医も人のこ、一見さんよりはやはり普段からの患者さんに融通をきかせてあげたいと思ってしまうのは当たり前のことです。ご自身で無理なく通える範囲にかかりつけ動物病院を作っておくのは、やはり大切なことですね(獣医師会で災害ボランティアが出る場合もあります、実際東日本大震災や九州熊本震災のとき、手伝いに出ました)。

 

今回の台風のように、建物や交通の被害はもちろん、長期間の停電や断水などの被害が出てしまうことは日本全国どこでも起こりえることです。

大切な家族を守るため、ぜひ防災グッズや普段の生活の見直しをしてみてくださいね。

 

本日は以上です。

 

 

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